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鎌倉期「磬」深大寺へ 寺号記銘最古史料 宿願かない“里帰り”

2025年4月30日 11時11分
深沙王堂磬を手にする深大寺の張堂住職㊨と善勝寺の川久保住職 深沙王堂磬を手にする深大寺の張堂住職㊨と善勝寺の川久保住職

東京都調布市の天台宗別格本山深大寺(張堂興昭住職)に20日、「深沙王堂磬」が里帰りした。1267(文永4)年の鋳造で「深大寺」と記された最古の史料。長く相模原市緑区の高野山真言宗善勝寺(川久保禪龍住職)で護持されており、張堂住職の晋山式に合わせ「還帰式」を行った。

深沙王堂磬は幅約26㌢、高さ約14㌢で、重さ約1㌔の銅製。表に一対の孔雀、裏に「武州深大寺 深沙王堂」「文永四年 丁卯」などの文字が陽鋳されている。撞座が摩耗しており、実際に使用されたとみられる。年紀の分かる鎌倉時代の磬は少なく、深沙王堂磬は基準作とされる。 (詳細は2025年4月30日号をご覧ください。中外日報購読申し込み

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