奈良期の実態示す初史料 大嘗祭の木簡2600点出土 奈良博で展示中 11月11日まで
2024年10月29日 09時41分
山口県防府市周辺から大量の鮎が聖武天皇大嘗祭のために納められたことを示す木簡。「大嘗贄」の文字が読み取れる
奈良市の奈良国立博物館は、今春に大量出土した聖武天皇の大嘗祭木簡のうち「大嘗贄」の墨書が読み取れるものなど8点を展示している。井上洋一館長は「即位1300年に大きな発見。聖武天皇遺愛品を紹介する正倉院展と共に見てほしい」と話し、奈良文化財研究所の山本崇研究員は「平安時代の儀式の一部が奈良時代にさかのぼることを示す初の発見」と語った。11月11日まで。(詳細は2024年10月25日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)
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