PR
購読試読
中外日報社ロゴ 中外日報社ロゴ
宗教と文化の専門新聞 創刊1897年
2025宗教文化講座
PR
2025宗教文化講座

無外如大尼 生涯と伝承 中近世の女性と仏教…中世日本研究所編

2024年11月14日 09時23分
無外如大尼 生涯と伝承 中近世の女性と仏教

無外如大尼(1223~98)は、鎌倉円覚寺開山の無学祖元禅師の法を嗣いだ最初の尼僧で、京都尼五山筆頭の景愛寺の開山となるなど尼僧史、禅宗史上で重要な人物とされるが、その生涯は出自を含めて詳らかでない。

伝承の過程で武将安達泰盛の娘とされたり、別の尼僧「無著」や、桶の底が抜けて映っていた月が水と共に流れ出たのを見て悟りを得た岐阜・松見寺の「千代野」など他の人物の逸話と混同した伝記が編纂されたことで実際の姿が見えにくくなっていた。

その実像を明らかにすべく、中世日本研究所(モニカ・ベーテ所長、京都市上京区・大歓喜寺内)が最新の研究成果をまとめ、昨年に迎えた生誕800年の記念として本書を編纂、刊行した。同研究所女性仏教文化史研究センターのパトリシア・フィスター研究室長、原田正俊・関西大教授、米田真理子・鳥取大教授、バーバラ・ルーシュ・コロンビア大名誉教授、カレン・ゲーハート・ピッツバーグ大名誉教授らが様々な観点から伝記や史料をひもとき、出自や無学との関係、別人の逸話の混入理由などを詳細に考察する。

巻頭には円覚寺派の横田南嶺管長と宝鏡寺門跡の田中惠厚門主らが挨拶を寄せ、如大尼を勧請開基とする眞如寺の坐像の修理記録も収録する。英語とのバイリンガル出版。

定価4950円、思文閣出版(電話075・533・6860)刊。

荷澤神會研究 神會の生涯・著作・思想とその史的意義

荷澤神會研究 神會の生涯・著作・思想とその史的意義…伊吹敦著

3月28日

中国禅宗史は、インドから菩提達磨がやって来て初祖となり、二祖となる慧可から五祖弘忍、六祖慧能と法灯が受け継がれ、やがて五家七宗へと広がる。本書は慧能の弟子・荷澤神會の生涯…

清沢満之の宗教哲学

清沢満之の宗教哲学…山本伸裕著

3月27日

近代の真宗大谷派を代表する知識人でありながら一般の認知度が高いとはいえない清沢満之の「復権」を目指す。著者がひもといた清沢の思想を、教・行・信・証の4章形式で述べていく。…

新しい音楽が息づくとき 一〇〇年前の日本のざわめきを読む

新しい音楽が息づくとき 一〇〇年前の日本のざわめきを読む…井手口彰典・山本美紀編著

3月26日

音楽好きの者には読み飽きない本である。今から100年前、1920~30年代の日本の音楽文化について、当時活躍した人物や団体、流行した歌などを取り上げつつ多面的に考察を加え…

地裁で解散命令 旧統一教会問題深層解明を(3月28日付)

社説4月2日

災害地支援の温度差 「身になる」ことの重要性(3月26日付)

社説3月28日

米作りの祭事 日本の原点を考える(3月21日付)

社説3月26日
このエントリーをはてなブックマークに追加