荷澤神會研究 神會の生涯・著作・思想とその史的意義…伊吹敦著
本2025年3月28日 09時29分

中国禅宗史は、インドから菩提達磨がやって来て初祖となり、二祖となる慧可から五祖弘忍、六祖慧能と法灯が受け継がれ、やがて五家七宗へと広がる。本書は慧能の弟子・荷澤神會の生涯と思想を独自の視点を交えて描き出しており、研究論文とはいえ中国禅の躍動する歴史を捉え、新たな関心をかき立てる。
定価13200円、法藏館(電話075・343・0458)刊。
中国禅宗史は、インドから菩提達磨がやって来て初祖となり、二祖となる慧可から五祖弘忍、六祖慧能と法灯が受け継がれ、やがて五家七宗へと広がる。本書は慧能の弟子・荷澤神會の生涯と思想を独自の視点を交えて描き出しており、研究論文とはいえ中国禅の躍動する歴史を捉え、新たな関心をかき立てる。
定価13200円、法藏館(電話075・343・0458)刊。
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