新賦課制度導入見送り 総長選規程、一部変更 本願寺派常務委
2025年4月2日 11時05分
浄土真宗本願寺派の第56回常務委員会(会長=園城義孝総長)が3月28日に開かれ、2025年度の「宗務の基本方針の具体策」案や総長選挙規程の一部変更案をはじめとする各種法規議案など計16案件を可決した。新たな賦課制度の導入に関する法規議案は宗内の慎重論を受けて提案は見送られた。
新たな賦課制度は現行の門徒戸数ベースの賦課基準を寺院の収入ベースに改めることを骨子とする案だが、各教区での公聴会などで慎重論や反対論が大勢を占め、3月の第325回定期宗会でも「時期尚早」とする「宗会の意見」が取りまとめられた。(詳細は2025年4月2日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)