司教任命暫定協定 4年間延長で合意 バチカン・中国
2024年10月25日 10時21分
教皇庁と中国政府は22日、中国国内の司教の任命に関する暫定協定を4年間延長することに合意したとするコミュニケを発表した。
暫定協定は2018年9月に初めて成立し、20年と22年に更新されていた。
今回で3度目の延長となるが、この間、教皇庁で開かれるシノドスに中国本土の司教が参加、昨年9月には教皇特使のズッピ枢機卿が中国を訪問するなど関係を深めてきた。
教皇庁が中国側の合意違反を指摘したケースもあるが、協定に基づき約10人(バチカンニュースによる)の司教が任命されている。(詳細は2024年10月25日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)