萬福寺国宝指定へ 大雄宝殿など3棟 重文に輪島・祖院、高野山
2024年10月23日 16時35分
国宝となる萬福寺の大雄宝殿。黄檗文化の象徴として独自の様式を伝える
文化審議会は18日、中国・明朝期の仏教建築と日本の伝統建築が融合した独自の様式を持つ黄檗宗大本山萬福寺(京都府宇治市)の法堂・大雄宝殿・天王殿を国宝に指定するよう、文部科学大臣に答申した。また石川県輪島市の曹洞宗大本山總持寺祖院16棟、和歌山県高野町の高野山真言宗総本山金剛峯寺11棟の重要文化財、「華道」の登録無形文化財を答申した。(詳細は2024年10月23日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)
天台宗(大津市)は第157回通常宗議会(大澤貫秀議長)を15~17日の3日間開き、2023年度決算関係と24年度通常会計補正予算案など全25議案を原案通り可決した。阿部内…
中国浙江省寧波市で開かれていた第6回世界仏教フォーラムは17日、仏教交流の活発化などを提唱する「雪竇山宣言」を採択して閉幕した。
弥勒(布袋)信仰の聖地で、雲門宗中興の祖…
禅文化研究所が創設60周年を迎え、京都市内のホテルで9日に記念式典を執り行い、同研究所を支えた先人らに報恩の誠を捧げた。第5回禅文化賞・功労賞は西村惠信・花園大名誉教授、…