予算案の一部を可決 黄檗宗宗会 残りは6月議会で審議
2025年3月11日 09時12分
黄檗宗は2月25~27日、第149次定期宗会(普喜正隆議長)を宗務本院に招集した。2025年度宗務本院・黄檗山萬福寺等の事業各会計予算案については不備があったため、4~6月の4分の1の執行を承認し、残りは6月の宗会での審議となった。
行政とのやりとりから当初、三門・祠堂・威徳殿の三棟及び廻廊の修復事業について27年度から開始するかを決める議案があったが、6月の宗会で決定するとし協議事項に変更した。
内局が作成した修復事業の負担割合の試算案が、末寺に大きな負担を強いるものだった上、本山側の負担が示されていなかったため議員の多くが反発した。(詳細は2025年3月7日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)