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【東日本大震災14年】復興へ歩み続ける 青年神職ら玉串捧げ祈り 東北六県神道青年協、岩手で慰霊祭/石巻・穴水つなぎ交流 経験や気付きを共有 カフェデモンク

2025年3月14日 13時08分
上:宮古湾の前で慰霊の光舞が舞われた<br>下:石巻から穴水に向け、オンラインを通して送られた「大丈夫」のメッセージ(右端が金田住職) 上:宮古湾の前で慰霊の光舞が舞われた
下:石巻から穴水に向け、オンラインを通して送られた「大丈夫」のメッセージ(右端が金田住職)

死者・行方不明者1万8千人以上に及んだ東日本大震災の発生から14年。現在も約2万8千人が避難生活を送るなどその傷痕はなおも深く大きい。今年の「3・11」も宗教者たちは各地で死者を慰霊・追悼し、人々の悲しみや苦しみ、希望の声を聴き、語り合い、そして祈りを捧げた。

東北六県神道青年協議会は11日、岩手県・宮古市魚市場で「東日本大震災物故者慰霊祭並びに復興祈願祭」を行った。各地から集まった青年神職が、津波で亡くなった諸精霊に玉串を捧げ、祈りを絶やすことなく復興への歩みを続けていくと誓った。

東日本大震災と能登半島地震の被災地をオンラインでつないで11日、被災者同士が交流した。宗教者による傾聴移動喫茶「カフェデモンク」を統括する「カフェデモンクオフィス」が「命と心のリレー」と題して企画。14年前の震災からの立ち直りの経験や仮設住宅生活での気付きを、いまだ復興の途上にある能登の人々に伝えるとともに心からの励ましのメッセージを送った。(詳細は2025年3月14日号をご覧ください。中外日報購読申し込み

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