【東日本大震災14年】支援と共に伝える努力を 「群青」歌い復興祈る 三井寺
2025年3月14日 13時08分
東日本大震災犠牲者諸霊位と書かれた位牌を前に犠牲者の冥福を祈る福家長吏
東日本大震災の犠牲者慰霊法要が11日に大津市の天台寺門宗三井寺(園城寺)観音堂で営まれ、地震発生時刻の午後2時46分に三井の晩鐘と観音堂の鐘を鳴らして犠牲者を悼んだ。法要後、導師を勤めた福家俊彦長吏は「直接的な支援はもちろんだが、これからは後世の人たちにもっと伝えていく努力が大切になってくる」と話した。
法要では阿弥陀経を読経し、約30人の参列者が献灯、焼香して犠牲者に手を合わせた。(詳細は2025年3月14日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)
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