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法華仏教研究 第38号…法華仏教研究会編

2025年3月12日 09時50分
法華仏教研究 第38号

第38号を数える本書には、日蓮研究の深化と日蓮教団の発展を願う有志6人の研究者による次の8論文を収録した。

「天台大師所説の禅観と止観」(大松久規)▽「『忍性が日蓮の死罪を止めた説』への反論」(江間浩人)▽「佐々木現友『日蓮聖人と密教』の問題点」(西山明仁)▽「大佛次郎作『日蓮』考」(星野健一)▽「新宗教研究における立場性と共同性の再検討―櫻井義秀・猪瀬優理編『創価学会』を手がかりに」(浅山太一)▽「『曽谷入道殿許御書』小考」(川﨑弘志)▽「拙著『日蓮誕生』の書評への反論」(江間浩人)▽「松尾剛次著『日蓮』を読む」(川﨑弘志)

浅山氏は、統一教会問題やカルト問題で一般メディアへの露出が増えている櫻井氏の創価学会解説に焦点を当てている。

新刊紹介として本郷和人・島田裕巳著『鎌倉仏教のミカタ―定説と常識を覆す』を川﨑弘志氏が、松尾剛次著『日蓮「闘う仏教者」の実像』を澁澤光紀氏が、須田晴夫著『創価学会教学要綱の考察』を四方弘道氏が、牧野静著『宮沢賢治の仏教思想―信仰・理想・家族』を星野健一氏が執筆。

ブックレビューは、ジャクリーン・ストーン氏による『天台本覚思想と日蓮教学』(花野充道著)。

頒布価格2500円、法華仏教研究会(メール)刊。

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