司教政治発言に「執着するな」 米ヴァンス氏 教皇反論に「驚き」
2025年3月11日 09時12分
アメリカのJ・D・ヴァンス副大統領は2月28日、ワシントンでの全米カトリック祈祷朝食会に出席し、カトリック司教たちの政治に関する発言に「執着しない」よう求めた。
RNSによると、ヴァンス副大統領は米国際開発庁(USAID)の対外援助凍結によって難民支援活動が妨げられたことに対する米国司教会議の抗議に「証拠を挙げることなく」不法移民への支援と非難。
一方、ヴァンス副大統領がトランプ大統領の移民政策はキリスト教の考え方に沿っているとインタビューで述べたことに、教皇フランシスコがアメリカの司教に宛てた書簡で(ヴァンス副大統領の名は出さず)その解釈を否定し、意見対立が顕在化していた。(詳細は2025年3月7日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)