自己申告額を賦課 宗費制度改正案が承認 高野山真言宗宗会 今川総長、続投に意欲も
2025年3月10日 10時33分
高野山真言宗の第176次春季宗会が4~6日にあり、宗費制度の改正案など22議案が原案通り承認された。宗費算定基準「指数」は2027年度から廃止する。末寺は26年度から毎年7月末までに次年度宗費額を申告し、27年度から自己申告額が宗費として賦課される。今年7月に任期満了を迎える今川泰伸宗務総長(総本山金剛峯寺執行長)は次期執行長選挙(執行長は宗務総長を兼ねる)への立候補にも意欲を示し、スムーズな新制度移行を自らの責任で手掛ける考えをにじませた。(詳細は2025年3月7日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)