英国下院 安楽死法案が可決 宗教界「死の義務化」懸念
2024年12月11日 11時40分
英国下院は11月29日、「安楽死(自殺ほう助)」を合法化する法案を賛成多数で可決した。上院(貴族院)での審議などが残るが、安楽死推進派は画期的なこととして歓迎。宗教界からは失望の声が上がっている。
Terminally Ill Adults (End of Life) Billは、精神的に健全な余命6カ月未満の成人の末期患者が医師2人と高等裁判所判事1人の許可を得て自らの命を絶つ権利を認める法案。BBC NEWS-japanなどによると下院第2読会は賛成330、反対275で通過した。今後、下院委員会を経て上院に付議される。(詳細は2024年12月11日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)