ミゲル・アンヘル・アユソ・ギクソット氏(バチカン諸宗教対話省長官、枢機卿)
おくやみ2024年11月27日 11時31分
ミゲル・アンヘル・アユソ・ギクソット氏(バチカン諸宗教対話省長官、枢機卿) バチカンニュースによると25日死去、72歳。長らく病気療養中だった。
1952年、スペイン・セビリア生まれ。80年に司祭叙階。教皇庁立アラビア・イスラム研究所所長、宗教間対話評議会顧問などを経て、2019年、教皇フランシスコによって枢機卿・同評議会議長(現在の諸宗教対話省長官)に任命された。
バチカンニュースは「彼は対話へのたゆまぬ献身を通じて、多様な信仰間の平和的共存は可能であり、必要であることを示した」と評した。
バチカンから日本の仏教徒(花まつり)と神道信者(新年)に宛てたメッセージは長官(議長)名で送られている。