ウクライナ、ガザを背景に 武器製造の業者利益増 日本もトップ100に5社 平和を語り武器で利益 バチカンニュース
2024年12月10日 09時40分
ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)は2日、2023年の世界の武器取引における利益について調査結果を公表した。ウクライナとガザでの戦争などにより、武器製造業者の得た利益は前年に比べて4・2%増加し、22年の落ち込みから回復したという。日本企業も5社がトップ100に入っており、いずれも収益増を記録している。
バチカンニュース(3日付)はこの報告に関し、編集長名義の論説で「戦争ゲーム」と「死のビジネス」を厳しく批判する一方、「『名誉ある妥協』が緊急に必要」と強調している。ウクライナ情勢を踏まえたバチカンの主張そのものとみられる。(詳細は2024年12月6日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)