改修の登天天満宮落慶 北野天満宮と延暦寺が合同神事
2024年10月17日 10時26分
大津市の天台宗総本山比叡山延暦寺で9日、北野天満宮(京都市上京区)との合同の神事、登天天満宮竣工祭が執り行われた。同寺内局が出仕して落慶とご神体を依り代に還す開眼法要を営み、続いて北野天満宮の神職が竣工祭に奉仕した。
登天天満宮は、北野天満宮の祭神である菅原道真(845~903)が死後に怨霊となった後、道真が生前に「人生の師」と仰いだ13世天台座主尊意(866~940)の説法を受け入れて十一面観世音菩薩となり、比叡山頂から天に昇ったという故事にちなんで同寺の境内に創建された。(詳細は2024年10月16日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)