モスクワ総主教庁幹部 トランプ政権の影響力期待 ウクライナ正教問題で
2025年2月25日 13時37分
モスクワ総主教庁対外教会関係局(DECR)のアンソニー議長(府主教)がこのほどタス通信分析センターのインタビューに答え、米国トランプ新政権が伝統的道徳的価値観を重視していることに注目、ウクライナ正教の問題では米の影響力行使への期待を語った。同総主教庁公式ウェブサイトに掲載された。
カトリックのイタリア司教会議が同性愛者でも司祭になれるというガイドラインを発表したことは、正教会との関係に影響を与えるかと質問にアンソニー府主教は、伝統的なキリスト教の家庭倫理は正教会とローマが同じ言葉で話し合える数少ないテーマだったと指摘。「それが私たちの議題から外れつつある今、カトリック教徒と一緒にほかに何を議論できるか、ほとんど想像できない」と厳しい見方を示した。(詳細は2025年2月21日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)