総主教の愛国主義を批判 ロシア正教会司祭 ネットで話題に
2025年2月19日 14時04分
ロシア正教会のキリル総主教が教会の「愛国主義的傾向」を批判する質問に答えた発言がインターネット上で反響を呼んでいる。「夕刊モスクワ(ベチェルニャヤ・モスクワ)」紙(オンライン、12日)も動画と共にこれを紹介した。
発言があったのはモスクワ首都大主教区の聖職者会議(11日)の席上。アレクセイ・シュリアピンという司祭が愛国主義を強調する総主教に対し「司祭は愛国主義に従事するのではなく、人々を天国に導くべきだ」と発言した。キリル総主教は「これは素晴らしい、初めて聞いた。あなたは西ウクライナ出身か」とやゆし「座って、今ここで口走ったことを真剣に考えなさい」と返した。動画には出席者の笑いと拍手も録音されている。(詳細は2025年2月19日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)