「悪魔の道具」と批判 聖公会主教に対し保守派 総主教反論、疎外された者こそ主役
2025年2月17日 09時51分
トランプ米大統領の就任式後、ワシントン大聖堂で行われた就任祈祷会(1月21日)の説教で大統領に「LGBTQと移民に慈悲を」と訴えた米国聖公会のマリアン・バッディ主教と聖公会に対し、右派の攻撃が集まっている。
クリスチャン・ポスト(オンライン、3日)などによると、保守派政治コメンテーターのタッカー・カールソン氏は「不幸な中年のレズビアンが運営する怒りと憎しみに満ちた団体だ」「キリスト教的ではない」と聖公会を侮辱した。
一方、米国聖公会のショーン・ロウ総主教は「移民や難民、トランスジェンダーの人々、貧しい人々や疎外された人々は、福音の物語の中心にいる」「彼らは世界を救う担い手。彼らの闘いは私たちに神の王国を明らかにする」とバッディ主教の批判者に反論した。(詳細は2025年2月14日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)