【特報】真言宗豊山派宗会通常会 僧侶育成、宗務の基本理念に 施政方針演説/10項目の目標設定 布教方針明確化、教育制度整備 宗外から帰属希望受け入れ 共通の宗旨単立想定 代表質問/長谷寺開山1300年で提案 秀長顕彰、布教後押し確認
2024年12月19日 09時33分
真言宗豊山派は11月12、13日、第164次宗会通常会を東京都文京区の同派宗務所で開き、2023年度の宗派決算など7議案、1報告を原案通り承認した。7月の就任後、初の宗会に臨んだ川田興聖宗務総長は、施政方針演説で「豊山派の僧侶はもちろんのこと、檀信徒一人一人が豊山派で良かったと心より思っていただける宗派を目指し、僧侶育成に取り組む」ことを宗務の基本理念とし「布教方針の明確化」や「教育制度、教師資格の検討」「寺院後継者問題への取り組み」「宗外寺院との包括関係の設定」など10項目の目標を設定して諸施策に取り組むことを表明した。(詳細は2024年12月18日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)