伝道文化賞 正賞に宗教学者グローナー氏 沼田奨励賞は吉水氏
2024年8月2日 14時19分
仏教伝道協会は7月24日、第58回仏教伝道文化賞の選定委員会を開き、正賞に宗教学者のポール・グローナー氏(78)、沼田奨励賞に浄土宗光照院住職の吉水岳彦氏(45)を選定した。10月17日に東京都港区の仏教伝道協会で贈呈式を行う。
グローナー氏は米イェール大で学位を取得し、東京大で平川彰教授のもと戒を研究。国際日本文化研究センター、南加州大、創価大、真如苑、国際仏教学大学院大など日本の研究所や大学で20年間、客員教授を務めた。長年にわたり日本の文化と仏教の研究に尽力し、英語を通じて日本仏教を諸外国に伝え、また日本において若手研究者の育成に貢献した功績が高く評価された。(詳細は2024年8月2日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)