PR
購読試読
中外日報社ロゴ 中外日報社ロゴ
宗教と文化の専門新聞 創刊1897年
2025宗教文化講座
PR
2025宗教文化講座

国宝五重塔、起工式 120年ぶりの修復 ジャッキアップ、部材交換へ 興福寺

2025年4月10日 10時49分
起工式で表白を読む森谷英俊貫首と参列者ら 起工式で表白を読む森谷英俊貫首と参列者ら

奈良市の法相宗大本山興福寺で6日、約120年ぶりの修復となる国宝五重塔の起工式が営まれた。部材交換のため2層目より上を持ち上げるジャッキアップを行う。森谷英俊貫首は「仏舎利を祀る塔はお釈迦様そのもの。数百年に1度の大修復なので緊張している」と話した。2033年度の完成を目指す。

五重塔は総高約51㍍。5度の焼失を経て現在の塔は1426年に再建された。1901年に一部解体し、屋根を葺き替えたがその後は応急修理にとどまっていた。今回の修理事業は2022年から始まり、高さ約60㍍の素屋根がこのほど完成した。総工費は65億円で、約8割を国などが負担する。設計監理と木部の工事は奈良県が行う。(詳細は2025年4月9日号をご覧ください。中外日報購読申し込み

日煌創祖㊧と日明二祖の遺影の前で挨拶する持田日勇法主

創祖60回忌・二祖13回忌 祖道興隆誓い法要 日蓮宗霊断師会4月15日

日蓮宗霊断師会は3月26日、東京都世田谷区の幸龍寺で髙佐日煌創祖の第60回忌、髙佐日明二祖の第13回忌法要を営んだ。持田日勇・総本山身延山久遠寺法主が導師を勤め、九識霊断…

「放生」の規範検討 習氏の「生態文明思想」引用 中国仏教協会4月15日

中国仏教協会は8日、「放生」の宗教儀礼に関する規制を協議する特別会議を北京で開き、同協会が起草した「放生活動規範弁法(草案)」を検討した。 中国仏教協会公式サイトによれば…

聴衆の質問に答える(左から)山岡執事、桝田氏、梛野住職(阿部教授提供)

和の精神アピール 初の太子絵伝絵解き ニューヨークコロンビア大4月15日

米国ニューヨークのコロンビア大でこのほど、日本の僧侶が北米で初となる聖徳太子絵伝の絵解きをし、ニューヨーカーを沸かせた。研究者として登壇者と共に絵解きの再評価に取り組んで…

AI時代の写経の効果 能力の減衰を防ぐ工夫(4月9日付)

社説4月11日

米からの干渉を期待? 旧統一教会の動きを警戒(4月4日付)

社説4月9日

宗教情報の虚と実 宗教者は自らを発信すべき(4月2日付)

社説4月4日
このエントリーをはてなブックマークに追加