小林大康氏(東京都文京区・真言宗豊山派大本山護国寺第54世貫首)
おくやみ2024年12月26日 13時02分
小林大康氏(東京都文京区・真言宗豊山派大本山護国寺第54世貫首) 11月27日死去、84歳。通夜・密葬は12月16、17日に川田興聖宗務総長を導師に営まれた。本葬は2月26日午後1時から、同区大塚5-40-1の護国寺で、川俣海淳管長を大導師に執り行われる。
1940年、茨城県かすみがうら市・南圓寺の小林良弘住職(護国寺第52世貫首)の長男として生まれた。大正大仏教学部卒。69年に南圓寺住職となり、95年から宗会議員を2期、2003年から茨城県第二号宗務支所長を1期担い、06年に菩提院結衆に就任。1993年から護国寺執事長を務め、2020年に同寺貫首。21年に集議、24年から宗機顧問。同寺別院筑波山大御堂を兼務し20年に本堂、客殿の落慶を迎えた。大正大在学中から書家の中村素堂教授に師事し、書家として多くの作品を残した。