貴重な現代宗教史の集成 『増補改訂 本願寺史』 昭和・平成の事績収録 戦争協力や平和運動も
2025年4月21日 10時56分
浄土真宗本願寺派本願寺史料研究所(赤松徹眞所長)は『増補改訂 本願寺史』第4巻=写真=を刊行した。おおむね1933(昭和8)年の大谷光照・前々門主の伝灯奉告法要から2000年までの教団の事績を収録。一教団の通史にとどまらず、現代宗教史の一端を集成した最新の史料として宗門外の読者にとっても有益な内容となっている。
第4巻は①戦時期本願寺のあゆみ②戦後本願寺のあゆみ③教団組織の改革④法式と法要⑤布教制度と教化団体⑥教団の国際伝道⑦教団と教育機関⑧教団の社会活動⑨同朋運動⑩教団の平和運動――の10章で構成。(詳細は2025年4月18日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)