慶讃事業案初の提示 大国優先の世界情勢に懸念 天台寺門宗定期宗会
2025年3月6日 09時31分
天台寺門宗は2月24日に第149回定期宗会(中村謙亮議長)を開き、宗派の2025年度の事業案と歳入歳出予算案を可決承認した。議案とは別に提案として27年に迎える宗祖・智証大師円珍の諡号1100年を記念した慶讃大法会の事業案が初めて示された。
開会式で村上法照管長はロシアのウクライナ侵攻に触れ「トランプ米大統領の就任で停戦交渉が進むかという期待もあったが、結局は米国あるいは大国を優先させているだけに見える」と懸念を示し、一刻も早い平和の実現を祈念した。(詳細は2025年3月5日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)