僧侶の資質低下を危惧 代表質問で指摘相次ぐ 天台宗宗会
2025年3月3日 09時14分

右:「修行による懺悔や更生が必要」と訴える村上議員
天台宗は2月20日、第158回通常宗議会(大澤貫秀議長)で全議案を全会一致で可決承認し、会期より1日早く閉会した。宗内会派からの代表質問では、新成会、道興会共に寺院や僧侶の不祥事について宗派と本山に見解を求める質問が相次いだ。いずれの質問も現在宗派の審理局(小川晃豊局長)で審判を進める性加害問題や寺院財産の不当処分などを念頭に置いたとみられる僧侶の資質低下を危ぶむもので、宗内の人材育成に対する注目度の高さを改めて示す形となった。(詳細は2025年2月28日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)