盗難から13年 観音像、ようやく返還 対馬・観音寺 韓国・浮石寺から 両国の文化財交流回復へ
2025年2月3日 09時32分
2012年秋に長崎県対馬市の臨済宗南禅寺派観音寺から韓国人窃盗団によって盗まれた本尊・観世音菩薩像が、13年ぶりに返還される。1月24日に田中節孝・先住職(元南禅寺派教学部長)が韓国を訪問して手続きを行った。像は今後、いったん曹渓宗浮石寺(韓国慶尚北道栄州市)に移して100日間の法要を営んだ後、5月に観音寺に戻る。(詳細は2025年1月31日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)