チベット シガツェ市で地震 パンチェン・ラマの本拠
2025年1月14日 10時21分
中国のチベット自治区シガツェ市ティンリ県で7日朝、マグニチュード6・8の地震が発生し、新華社などの報道によると死者は少なくとも126人、負傷者も多数確認されている。
シガツェ市にはダライ・ラマに次ぐチベット仏教の最高権威パンチェン・ラマが代々居住したタシルンポ寺がある。
地震の報を受けてダライ・ラマは、ダラムサラで「今朝、チベットのティンリとその周辺地域を襲った壊滅的な地震を知り、深く心を痛めている」と声明を発表した。
これに対し、共同通信などによると、中国外務省の報道官は「(ダライ・ラマの言動を)非常に警戒している」と神経質な反応を示した。(詳細は2025年1月10日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)