東南アジア布教語る 日本で教師資格取得 ジャカルタの女性住職 日蓮宗
2024年12月17日 09時15分
全国日蓮宗女性教師の会は9日、東京都大田区の日蓮宗宗務院で公開講座を開いた。東南アジア諸国で布教を続けているインドネシア・ジャカルタ蓮華寺のエルフィナ妙布住職が講演した。
エルフィナ住職は医師を志し同国のトリサクティ大医学部を卒業したが、人をより根源的に救いたいとの思いから僧侶の道を選んだ。東京・新宿の常圓寺で修行し、2011年に教師資格を取得。帰国後はマレーシア、シンガポール、スリランカなどの日蓮宗布教拠点を毎週巡回して信徒教化に努めている。23年にはジャカルタ蓮華寺の新本堂を落慶させ、ワークショップや炊き出しなど地域住民と共に様々な活動に取り組んでいる。(詳細は2024年12月13日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)