タイでも仏教外交展開 南海仏教円卓会議 「仏歯」をバンコクに 中国
2024年12月16日 11時17分
タイの首都バンコクのワット・サケットで6日、第9回南海(南シナ海)仏教円卓会議が開会した。「人民網」によると開会式には中国国家宗教事務局の陳瑞峰局長、中国仏教協会の演覚会長、タイのマーリット外相やサンガ最高評議会の委員らが参加した。
時期を同じくして、ラーマ10世ワチラロンコン国王の72歳の誕生日と中国・タイ国交樹立50周年を記念し、北京の霊光寺から釈迦の「仏歯」が礼拝のためバンコクに運ばれた。王宮前広場ではベトンタン首相の主宰で安置式が行われ、タイ政府閣僚や陳局長、演覚会長らが参列した。中国仏教協会公式サイトによると仏歯は4日~来年2月15日の73日間、バンコクに安置される。(詳細は2024年12月13日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)