黒沢全紹氏(真言宗大覚寺派大本山大覚寺第63世門跡)
おくやみ2024年7月10日 13時17分
黒沢全紹氏(真言宗大覚寺派大本山大覚寺第63世門跡) 2日死去、87歳。密葬は神奈川県鎌倉市の自坊、補陀洛寺で近親者のみで営んだ。本葬儀は8月19日午前11時から同市御成町3-5のカドキホールで営む。喪主は法嗣で補陀洛寺住職の黒沢全匡氏。
1936年生まれ。大正大卒。私立明倫高(現横浜清風高)の教員を務めながら92年に補陀洛寺住職となり、宗会議員(4期)、宗会議長(3年)を歴任した。
2012年7月に第63世門跡に就任し、同時に大覚寺派管長、いけばな嵯峨御流華道総司所総裁、嵯峨美術大名誉学長となり、19年5月まで7年間務めた。
その間、18年には後七日御修法の大阿を勤めた。成満後、真言宗長者を1年間務めた。