相大二郎氏(燈影学園名誉学園長、一燈園資料館「香倉院」館長)
おくやみ2024年6月21日 11時42分
相大二郎氏(燈影学園名誉学園長、一燈園資料館「香倉院」館長) 5月25日死去、87歳。葬儀は同月27日に営まれた。喪主は長女のみち子氏。
1936年に一燈園で托鉢生活を送る同人の子として生まれ、自らも同人として同園で暮らす。慶應義塾大文学部卒。
90年に一燈園小中高の校長に就任し、園外の子女の受け入れを進めた。2012年に教育者・文部科学大臣表彰を受賞。17年には京都ユネスコ協会会長となり、20年から一燈園小中高を運営する燈影学園名誉学園長、香倉院館長を務めた。
「人間性や価値観、生活習慣は言葉で教えることができない」が持論で、日常での行動実践を通じて子どもの人間性や感受性を育むことを重視。『いのちって何― 日本一小さな私立学校長のメッセージ』(PHP研究所)や『日本一小さな私立学校の大きなこころを育む教え』(PHPエディターズ・グループ)などの著書を残した。