はじめての大乗仏教…竹村牧男著
本2025年2月26日 09時18分

仏教の入門書という位置付けだが、仏教教理の全体を俯瞰し、かなり専門的な領域まで解説する。説一切有部の五位七十五法や唯識の五位百法などに基づく仏教の基礎的な教えを網羅。縁起の構造や輪廻の仕組み、修行や悟りの階梯などの解説は初学者だけでなく、仏教を改めて学び直す人にも有益だ。(全文は2025年2月21日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)
定価1320円、講談社(電話03・5395・5817)刊。
仏教の入門書という位置付けだが、仏教教理の全体を俯瞰し、かなり専門的な領域まで解説する。説一切有部の五位七十五法や唯識の五位百法などに基づく仏教の基礎的な教えを網羅。縁起の構造や輪廻の仕組み、修行や悟りの階梯などの解説は初学者だけでなく、仏教を改めて学び直す人にも有益だ。(全文は2025年2月21日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)
定価1320円、講談社(電話03・5395・5817)刊。
戒律研究の論文集ではない。タイトルにある「いざない」という言葉が本書の意図を絶妙に表現している。 2022年に開かれた日本印度学仏教学会の第73回学術大会でのパネル発表が…
高野山真言宗僧侶で、當麻寺中之坊貫主の著者が「称讃浄土仏摂受経」について易しく読み解いた一冊。約1300年前に中将姫が一千巻も写経したとの言い伝えが残る。同坊に残された経…
浄土真宗の宗祖親鸞の思想を伝統的な宗学研究から普遍的な哲学研究の分野に展開させた古典的名著を文庫版として再刊した。 本書は真宗高田派の住職で、京都大や愛知学院大などで長年…