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ひながたの風景 教祖と先人の足跡を訪ねて…岡田正彦著

2024年10月24日 15時40分
ひながたの風景 教祖と先人の足跡を訪ねて

2017年から22年にかけて『天理時報』に連載した23編に番外編を加えた全24編をまとめた旅の記録。教祖・中山みきや天理教の先人たちの足跡を訪ね歩き、教祖伝の記述をもとに現在の町並み、石標、ゆかりの寺社、各教会に残る古文書、伝世品を紹介している。「教祖が歩かれた道」「教祖伝ゆかりの場所」「先人の逸話にまつわる地1・2」の4章で構成する。

1882年6月18日、教祖は、痛風で悩む松村さくのために大阪府八尾市教興寺の松村栄治郎宅に出向いた。教祖伝に収録される足跡の中では唯一の県外であり、おぢば(奈良県天理市)から最も遠い場所だ。法隆寺の門前を通り、竜田川を渡り、王寺町から亀の瀬を経て、大阪府に入り国分街道を進んで、生駒山地の西側に回り込み北上。東高野街道で大縣大教会、中河大教会の近くを通り、松村宅跡の髙安大教会に至る。大教会近くの辻には岩戸神社の御旅所の広場があり、教祖はここで人力車を下りて松村宅まで歩いたと伝える。

明治期に徒歩で大阪からおぢばに向かうにはこの道を逆に進んだが、奈良県王寺町では信者らが協力して難所を切り開き整備した。橿原方面との分岐には道標が今も残り「右神武天皇」「左天理地塲」と刻まれている。

定価1980円、道友社(電話0743・62・5388)刊。

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