ニュース画像
多くの人が見守る中、彰義隊墓所で盛大に営まれた150回忌法要
主な連載 過去の連載 エンディングへの備え
苦縁―東日本大震災 寄り添う宗教者たち
購読のお申し込み
新規購読キャンペーン
紙面保存版
トップ> 時流ワイドリスト> 「ゆりかご」の子どもたち
時流ワイド激変する社会の中で宗教界に関わる諸問題を取り上げる大型企画

「ゆりかご」の子どもたち(1/5ページ)

2013年2月28日付 中外日報

生まれたばかりの赤ちゃんが公衆トイレやゴミ箱、コインロッカーなどに捨てられ、いのちを失う事件が後を絶たない。昨年7月に発表された厚生労働省の統計によると平成22年度に出産直後の遺棄を含む虐待で死亡した3歳以下の子どもは、明らかになったものだけで43人(うち0歳児は20人)だった。19年の63人(同37人)から徐々に減少傾向にあるものの依然として1週間に1人弱という多さだ。

人工中絶問題も含めて「小さないのちの尊厳」が失われている日本社会。この問題に宗教者はどう向き合い、どう取り組むべきなのか。明治31年にカトリックの修道会によって設立され、「愛と献身の精神」を理念に運営される熊本市の医療法人聖粒会「慈恵病院」が平成19年に開設した無人の窓口で赤ちゃんを受け入れる「こうのとりのゆりかご」を通して探ってみた。

こうのとりのゆりかご
こうのとりのゆりかご