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苦縁―東日本大震災 寄り添う宗教者たち
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時流ワイド激変する社会の中で宗教界に関わる諸問題を取り上げる大型企画

貧困の時代と向き合う(1/5ページ)

2012年12月20日付 中外日報

日本の人口の6分の1に当たる約2千万人の人たちが貧困状態にあり、若年層のホームレスも増えていることが最近の政府の統計で明らかになった。バブル経済の崩壊やリーマンショックなどにより「一億総中流社会」の"神話"は完全に過去のものとなり、多くの国民が貧困にあえぎつつ日々の暮らしを送っている。

「物で栄えて心で滅ぶ」――かつて宗教者は20世紀末の世相をこう批判していたが、今や憲法で保障された「最低限度の生活」さえおぼつかない人が増える世の中となった。このような危機的な時代に宗教者らはどう向き合おうとしているのだろうか。

大阪市西成区の釜ケ崎で毎年8月に開かれる夏まつり。釜ケ崎反失業連絡会共同代表の本田哲郎・フランシスコ会司祭ら宗教者がこの1年間に釜ケ崎で亡くなった人たちの名前を読み上げながら追悼する
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