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苦縁―東日本大震災 寄り添う宗教者たち
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田中雅博氏(栃木県益子町・真言宗豊山派西明寺住職)

2017年3月24日付 中外日報(訃報)

田中雅博氏(栃木県益子町・真言宗豊山派西明寺住職) 21日死去。70歳。本葬儀は4月26日午後2時、同町益子4493の介護老人保健施設「看清坊」で。喪主は妻の貞雅さん。

1946年生まれ。東京慈恵会医科大卒。国立がんセンター研究所(現国立がん研究センター)に内科医として勤務し、分泌治療研究室長。父の死去に伴い、83年に退職。大正大仏教学部に編入学し、西明寺を継いだ。

90年に境内に普門院診療所を開設し、介護保健施設や在宅介護支援センター、グループホームなどを立ち上げ、仏教精神に基づく緩和ケアに努めた。バチカンで開かれたローマ教皇庁医療司牧国際会議に4度にわたり参加した。

2014年に末期のすい臓がんが判明。僧侶、医師、がん患者の立場から医療の現場でのスピリチュアルケアの必要性を訴え続けた。16年に発足した日本臨床宗教師会の顧問に就任した。