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修復の大門「通り初め」 大本山増上寺

2017年4月10日 16時53分

大門の通り初めをする友田執事長ら
大門の通り初めをする友田執事長ら

浄土宗大本山増上寺(東京都港区)は5日、昨春、東京都から返還された大門の耐震修復工事竣工式を友田達祐執事長の導師で営んだ。塗り替えられ朱色も鮮やかな大門を、開催中の「御忌大会」の日中法要の唱導師らが「通り初め」し、法要の行われる大殿に向け、練り行列が出発した。

同寺の旧総門である大門は、1937年に改築されたコンクリート製で、三門から200メートルほど離れた区道上にある。老朽化が進み、東日本大震災では瓦の一部が落ち、通行人の安全が不安視されていた。しかし、行政の書類不備から所有者が不明確な状態が長く続き、修復できなかった。長年にわたる交渉の結果、昨春、東京都から無償譲与された。

耐震工事は緊急性が高いことから、同寺の浄土宗開宗850年記念事業の先行事業として実施。昨年末から耐震ダンパーや梁の追加による補強、屋根瓦の葺き替え、剥げていた塗装の塗り替えなど修復工事を行ってきた。(詳細は2017年4月7日号をご覧ください。中外日報購読申し込み